震災から4年。今日考えたこと

話すと元気になるキャリアコーチ・「強み」デザイナーぐるです。

この4年、振り返ってみると仕事が変わったり、結婚したり、いろんな変化がありました。

一番は、住んでいるくにたちでのお友達や知り合いが増えたことです。

月に一度くにたちのアートスポットを巡る会「ビエンナーレにつっこみ隊（ビエン隊）」をやっていますが、初回は2012年11月。2014年3月までは、アートに特化せずいろんなディープスポットを探索。国立駅北口にある定食屋「さか本」さんに始まり、郵政大学校や油そば発祥の地、そして以前の会の名前にもあった伝説の鰻屋「うなちゃん」に行ったりしました。

ちなみに一番反響があったのは、首くくり栲象（たくぞう）さんの首吊りパフォーマンスでした！

そして、今月末に始まるくにたちアートビエンナーレを盛り上げようと、2014年4月より「ビエン隊」にリニューアルし、訪ねてきたのは、リトグラフや陶芸工房、日本で2人しかいない銭湯絵師さんなどです。

直近の2月28日には、美大予備校 新宿美術学院 現役校 enartさんとギャラリービブリオさんで開催されていた盆石の「席打ち」におじゃましました。

予備校では、武田校長先生から美大受験の概要や動向などお伺いしました。試験の詳細からどんな能力を見られてるかのイメージができ、世の中のステキなものがこういうところで学んだ人たちによって生み出されてると分かったのが面白かったです。

「石州流盆石」八世家元・浅井濤子先生には、盆石の1000年の歴史や匙や羽などのお道具、砂や石などの素材についてお話を聞きながら、風景ができる様子を拝見しました。

こんな風に身近な人たちと交流し、顔見知りの方々が増えた数年間。顔の見えるおつきあい。日々の小さな幸せを感じること。4年前の震災から学んだことのひとつです。