「強み」デザイナーぐるの日記

転職、就活、仕事、キャリア、教育、まちづくりなど。

内定がもらえる就活生、もらえない就活生

人に関わる仕事をして10年。就活支援を始めて3年になりました。

今は、毎日全国からやってくる私立大学生の就活の悩みを聞いています。4月に入って内定を複数もらう学生と、全くもらえず選考中の企業が無くなる(いわゆる持ち駒がない状態)学生に分かれてきました。

内定をもらえる学生ともらえない学生の違いは何か?ずばり、自分に自信があるか、前向きに就活に取り組めているかに尽きます。もちろん、基礎学力とか、その学生の能力と志望業界・職種のマッチングもありますが。

自己肯定感、自己効力感のある学生は、就活を通して見違えるように成長します。企業・業界研究で社会を知り、たくさんのビジネスパースンと接することでビジネスマナーを身につけ、自分というものに真摯に向き合い、自分の強みをきちんと話ができるようになるからです。

こういう学生は、採用担当者を始めとした企業の方、先輩、そして私たちのような支援者のアドバイスを本当に素直に受け止め、どんどん自分に取り入れます。ちょっと学力が足りなくても、元々志望していた業界がずれてても大丈夫なんです。トライアンドエラーで修正していくので、短期決戦の就活期間に十分間に合うのです。

自己肯定感、自己効力感のある学生は、見た目も受け応えも感じがよく、挨拶もきちんとできますし、予定の変更や内定の報告もきちんとしてくれます。企業が新卒に求めることが備わっているんですね。

元々自己肯定感が低い学生はどうなるのか?もちろん私たちプロが関わることによって、時間はかかりますが改善はします。でも、就活の時期に慌ててやっても、付け焼き刃的で、本質的な解決にはならないとモヤモヤしていました。

そんな時に見つけたのが、この記事。


ガミガミ怒るほど「メシの食えない子に」。その通り!

小さい時からの成功体験の積み重ね。ちっちゃなことでいいんです。ぜひそういう体験をこれから大人になる子どもたちにして欲しいです。

こんなデータも。

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写真は先日の日本理化学工業(株)大山会長の講演会に行く途中に偶然見つけた小学校のポスター。どんな子どもでも、こんな環境で育って欲しいな。