学んだことを就活に繋げよう！

就活生からよく聞かれる質問その２。企業・業界研究をどうやってやればいいですか？

会社に入ったことないんだから、分からなくてもしょうがないじゃないですか！なんてキレ気味に言われる場合もよくありますw

その業界の市場規模がどれくらいで、ここ5年くらいで横ばいなのか右肩上がりなのか右肩下がりなのか。シェア上位の会社はどこでどれくらいなのか。ここ5年くらいで順位に変動はあるのか。それぞれの会社は横ばいなのか右肩上がりなのか右肩下がりなのか。業界全体の課題は。それぞれの会社の課題は、そして強み弱みは。

概略でしかないですが、こういうことを考えたことがない学生さんも多いようです。文学部の場合はしょうがないかな、と思いますが、残念なのは商学部や経済・経済学部の場合。授業で経営戦略とかマーケティングとかやってる場合が多いんです。企業の事例研究とかね。なんでそこで学んだことを就活に使わないのかなぁ？って言うと、そうですね、って初めて気付くみたいです。

アルバイトでも部活でもサークルでも、学んだことは就活に全て活きてきます。共通点を探して応用する方法を考えてみる、っていうステップが必要ですけど。

要するに一番大事なのは、自分で考えて、自分の考えを述べること。企業・業界研究が必要なのも企業や仕事のことをよく知らないと自分のどんな部分がその企業で役に立ちそうか分からないし、うまく説明できないから。自分がうまく企業や仕事のことをイメージできるように、ぜひ自分の経験を使ってみてください！

ちなみに写真は、私が好きな日経新聞のアカデミック欄。ビジネスや日常に起こる現象を学問で分かりやすく説明してくれてます。「意志力」を経済学ではリソースとして考えるそうです。