「強み」デザイナーぐるの日記

転職、就活、仕事、キャリア、教育、まちづくりなど。

「好き」を仕事にするべき?

ちょっと前のTVタックルで、北野武ゆとり世代の若者に対して自身の仕事観を語ってました。

「2番目に好きなことを仕事として選べると良いかな。客観的になれるから」

「もし本当に好きな仕事について辞めるときは、全てがなくなってしまう」「2番目ならば、『本当に(この仕事)好きじゃないんだよ』って客観視できる」

好きなことを仕事にした方がいいか、しない方がいいか。いつも議論になりますし、いろんな意見がありますよね。

例えば、

好きなことだと一生懸命できる、頑張るのが苦にならないから、仕事がうまくできる。そうするとどんどん活躍の場も広がって給料も上がる。

というケースもあるでしょう。

一方で、

好きだと視野が狭くなってしまって、お客様や周りが何を求めているのかがよくわからない。頑張るのだけど、なかなか成果が出ない。好きなことで生計が成り立たず、まったく違う仕事につく。

これもよくある話ですね。

また、

好きなものは特にない。たまたま縁のあった会社に入りやってみたら、その仕事が好きになった。自分の好きなことが分かった。

とか、

好きなこと、興味のあることが多い。何でも楽しめる。たまたま知り合いに誘われて入った会社の仕事が面白く、どんどん経験を積み仕事の範囲が広がっている。それが楽しい。

なーんてのもあるかも。

私も購買事務、人事、キャリアカウンセラー・コーチと仕事を経験してきてますが、初めてキャリアを考えた時に出てきた好きなことは「人に伝えること」=ジャーナリスト?でした。

伝えることはやりたいけど、自分がジャーナリストのイメージはなくて、一社目は英語力を評価いただいて入社。二社目は社長さんと知り合いで誘われて入社。その会社は入社後、急成長したため、大量に人を採用し研修する必要があり、人事のキャリアがスタートしました。そしてその経験を活かし、現在はキャリアカウンセラー・コーチをしています。

クライアント様のお話を聞いてアドバイスする。これって、私の好きな「人に伝えること」だなぁ、と思いました。

だから就活生のみなさんも、好きなことがなくても大丈夫だし、好きなことを仕事にしても、しなくても大丈夫。まずは一歩踏み出してみましょう!!

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写真は就活生がお世話になりました、って持ってきてくれたスイーツ♡