「強み」デザイナーぐるの日記

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クルミドコーヒーで出会った旅する本〜トークセッションレポート〜

話すと元気になるキャリアコーチ・「強み」デザイナーぐるです。

昨日はたまたま西国分寺に行く用事があったので、クルミドコーヒーさんのイベント【「読み手」×「書き手」×「作り手」トークセッション〜『10年後、ともに会いに』を肴に 】に参加しました。

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会場のクルミドコーヒーさんはコンセプト、内装、メニューのすべてが私好みのカフェ。何度かお茶しに来たことはありましたが、イベントは日程が合わず初参加。大好きなクルミドさんのイベントだからきっと楽しいだろう、と期待していましたが、予想通りでした!

著者の方の人柄や思い、本ができるまでの経緯、できた後の変化、本とクルミドコーヒーの関わり、
読んだ方たちの受け止め方など、いろんな話がシェアされ、とても心地よい時間が過ぎていきました。

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著者の寺井暁子さんはアメリカの全寮制高校で世界のいろんな国から集まってきた友人と学生生活を送りました。10年後、その友人たちを訪ね、世界一周をされたのですが、その時のことを書き綴ったのが今回の作品『10年後、ともに会いに』です。

クルミド出版さんから本を発売して1年半。本を出したことによって、疎遠になっていた中学時代の友人と再会しただけではなく距離が近くなったり、ライターとしての仕事の依頼が次々と入ってきたり、と寺井さんご自身にもいろんな変化が。

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また、本がクルミドコーヒー以外のお店に置いてもらえると、そこからクルミドコーヒーを知って訪ねてくれる人がいたり、本が旅することにより、新しい人とのつながりができているのだそう。

読んだ方も、自分が旅をしてる気持ちになったり、昔の友人に会いたくなったり、自然と自分と向き合うことができたり、心の中がとにかくざわざわ、いろんな変化が起きたと、みなさん口々におっしゃってました。

クルミドコーヒーの店主であり発行人の影山さんもおっしゃっていた「本屋のコンビニ化」の真逆を行く取り組みが、とてもステキだなと思いました。

一冊の本を丁寧に届け、書き手、作り手、読み手の顔が見え、本を通してお互い成長するということ。こんな贅沢な時間、場が自分の身近にあって、本当に幸せだと思いました。

今回都合が悪くて行けなかった方、9月18日に紀伊國屋書店南口店さんでトークイベントがあるので、ぜひぜひ参加してみてください♪ 自分と向き合えるとてもいい時間になると思います☆

詳細↓

それでは、今日はこの辺で。

今回もご覧くださり、ありがとうございました。