「強み」デザイナーぐるの日記

転職、就活、仕事、キャリア、教育、まちづくりなど。

就活が好きでごめんなさい

話すと元気になるキャリアコーチ・「強み」デザイナーぐるです。
 
2016卒(大学3年生、大学院1年生)向けの就活シーズンがいよいよ始まります。企業による広報活動(いわゆる就活ナビサイトオープン)が3月スタートし、学生たちは一斉に企業にエントリー、説明会に出席、エントリーシート提出、筆記試験受験、面接と進んで行きます。
 
お手伝いさせていただいている就活サポートセンターも、学生さんからの問い合わせや予約が急に増えてきました。3月の広報活動解禁を待たず、実質選考を始めてる企業さんも多いようです。
 
この仕事をして4シーズン目の私ですが、この仕事の何がいいかって、学生さんたちの成長を目の当たりにできることです。
 
昨日は、メーカーの営業職に内定の4年生が近況報告に来てくれました。
 
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なんと3ヶ月半もフィリピンに英語を勉強に行ってきて、静岡での車の免許合宿が終わり、実家に帰る途中に立ち寄ってくれたのでした。
 
彼は何度もセンターを利用してくれたので、いろんな話をしました。その中で英語もできるようになりたい。仕事で使う可能性もあるし。それでたまたまフィリピンに留学したことがあったので、その話をしたんですよね。それで、思い切って行ってきたみたいです。
 
英語が全く喋れない状態から、英語で日本の長時間労働についてプレゼン出来るまでに!
 
安定した働き方をしたい、と言っていたのに、終身雇用の時代ではもうない。海外で働いてみたい、働けるような自信がついた、というまでに!
 
フィリピン人の先生たちと、フィリピンでの就職事情を話したみたい。先生たちの多くは彼と同年代。大学の専攻と就職が直結。日本みたいに専攻は関係なく仕事は決められない。だからこそ、将来のビジョンを考えている。
 
また、日本人生徒の多くは社会人。キャリアの節目で来てる人も多い。これから世界一周に行く人もいたり。いろんな人との交流が刺激になったみたい。
 
さらに、フィリピンから帰ってきて日本の良さを再認識したよう。トイレがきれい、紙が流せる、電車やバスが時間通りに来るなど。当たり前のことが当たり前じゃないんですよね、海外では。
 
就活の初期から内定が出るまでの数ヶ月間でもすごい変化なのに、その後の成長はもう言わずもがな!!!
 
就活がきっかけでもいいじゃない!自分に向き合って、未来に向かって自分の道を歩いていく姿。本当にみんな、眩しいよ!!
 
やっぱり、就活が好き。
 
彼の英語のプレゼン風景は、こちら(写真30枚!)。ぜひ見てあげてください!!